洗面脱衣所の改装計画(水回りの変更、点検口移設、バリアフリー化、など) 断熱施工(完成)
        現在までにDIYで改善した内容を紹介しています           2017:01:01  No.07

今回の改装は、退職後、ベランダのトユの増設、廊下、玄関の改装の次に手を付けたように雑記帳に残っています。
過去に私の母が泊まって洗濯を手伝ってくれた時、溢水させて周りが水浸しになったことがあると、家内から聞い
ていました。
また、玄関でシロアリの蟻道を見つけ、蟻道が壁を通って洗面脱衣所に向かっていました。
このような状況から、水回り部分の改装を急ぎました。
さらに、敷居を無くすか低くしてバリアフリー化することと、一階の床下点検口は、人が入れる大きさで各部屋に設け
ることにしました。
床板を捲ってびっくり、基礎コンクリートがずれていたので、アンカーを打ち込んでコンクリートを増し打ちしました。
No.6に引き続き、断熱施工は、和室側の仕上げを残して今回で終了です。

☆ 洗面所の改装個所と計画
廊下の端部点検口の設置と敷居を撤去しバリアフリー化。
引き戸撤去し、吊り式のアコーデオンカーテンを設置する。
洗面所の床下点検口の位置を変更する。
洗濯機の排水パイプの曲折を無くすため位置を替える。
引き戸を撤去するので、引き戸の壁柱の半割柱を補強する。
洗面台の水跳ね対策に透明ビニールを貼る。
耐震対策として、浴室の上部をトラス構造にする。
壁面に構造用合板を貼る。(湿気対策、耐震補強)
将来、トイレのバリアフリー化を考えて、壁裏(洗面側)からトイレの給水栓の位置を高くする。
浴室との間の土台と垂木の一部に腐食とシロアリの食害があったので取り替えの上、防食剤を塗布する。
浴室の土台を取り替えるには、ジャッキアップが必要で、L=1800*105*105を取り替え柱と土台を緊結する。
旧排水口の地下の繋ぎ目から漏れがあり周辺が湿っていたので、処置し、土を入れ替える。
その後、毎年、点検口から新な蟻道が出来ていないかの確認をする。

洗面所の改装計画
シロアリの被害状況
廊下端部の点検口設置とバリアフリー化
改善前写真の説明
根太の三分の一が食害されていたので、根太はすべて取り替え、防腐、防蟻処理し、土壌は石灰を撒いて新しい乾燥土で被覆しました。
排水パイプも漏れのないように接着しなおしました。
廊下(写真の下部)はすでに改装済みで、洗面、脱衣場(写真の上部)へは、片引き戸の敷居を跨がなければなりませんでした。
そこで、重い片引き戸を撤去し、バリアフリーにすることにしました。
これは、脱衣所の床の改装に合わせて行いました。
引き戸撤去後は、アコーデオンカーテンを付けることにしました。
さらに、すでに床板をの張り替え済みの廊下の一部を切開し、点検口にすることにしました。
敷居撤去後は、壁の巾木に合わせて、柱の補強材を貼り付けました。
アコーデオンカーテンは、上から吊り下げるものを選択し、レールは引き戸用の鴨居の溝にはめ込みました。
なお、床の垂木は、廊下から脱衣所まで高さが同じでしたので、作業は楽でした。

改善前
半割柱を補強、変更後の点検口
バリアフリー前 (敷居撤去前の拡大写真)
改善後

半割柱を補強の拡大写真
バリアフリー後 (敷居撤去後の拡大写真)

風呂場入口のずれていた基礎を補修
上記写真のシロアリの被害状況を補修時に床板を捲った際に見つけたものです。
土台は、湿気による腐食が激しく黒色に変色、ボロボロで、柱も土台との接続部が相当腐食していました。
そこで、土台を撤去し、基礎にアンカー数本を打ち込み番線を巻いた上、枠板を立ててセメントを流し込んみ基礎を正規の位置に広げました。
土台と風呂場の防水部の取り合いに水漏れが無いか確認し、風呂場内をコ−キングして土台を防腐防蟻処理をしました。
土台は、アンカーボルトで固定できないので、土台と基礎と柱を2液性エポキシ樹脂で固着(グラスウールを巻いて使用)しました。
グラスウールは、ラジコンヘリのフレーム取り付け部補強用の在庫を使用しました。
壁面は、12ミリ構造用合板の大壁構造で、合板を土台まで架かる貼り方を選択して、アンカーボルトが無い分、基礎と土台にかけてさらに、
引き寄せ金物も使用しました。
これで、基礎から土台、柱が一体構造になり、地震の引き抜きと横揺れに対応すると考えました。
壁面上部は下記トラス構造に構造用合板を貼ることになります。
基礎のずれの詳細
断面図
アルミサッシの下の基礎のずれ補修
完成後の写真です
洗面、脱衣所の改装
トラス構造を造る
一度、造って見たかったので、特にこの部分は横揺れに弱い部分だったので、挑戦しました。
写真を撮っていなかったのが残念ですが、二階の洋室を改装した時の一枚がありました。
 
  トラスのイメージ
説明
トラス施工後

洗濯機の排水口トイレの水栓位置の変更
改装計画
洗濯機の排水口の変更
今まで、洗濯機の排水が2曲がりて排水受け口に繋がれていました。
そこで、床の排水受け口を洗濯機の排水口の一番近い1曲がりの最短位置に変更しました。

地下の排水パイプの繋ぎ目から排水が染み出ていたので接続部まで掘り起し繋ぎ直しをしました。

水の漏れは、シロアリの給水源になるので、湿った土を除き乾燥した土と入れ替えました

トイレの水栓位置の変更

廊下とトイレの床面の段差を無くすには(バリアフリー)、トイレの床面の嵩上げが必要で、
そのため水栓に貯水槽が当たるので嵩上げをする必要があり、トイレの壁裏から施工しました。
将来、体が不自由になって、トイレ工事が必要時に壁面タイルまで壊す必要がなくなりました。
(便器を取り替えれば、その必要が無いのでは?)
暇があれば、一度トイレのバリアフリーに挑戦してみたいのです。
ダメな場合は、業者に頼めばすむことです。

洗濯機の排水口の変更
排水口変更後の写真
トイレの水栓位置の変更

カーテンレールのカバー再利用
柱に、カーテンレールカバーを再利用して床ボンドで貼り付けコースレッドで留めました。
鴨居も同様に施工しています。
洗面台の水跳ね対策
洗面台は完成後、以前と同じ位置ですが壁の汚れが気になっていて、今回、壁紙の上に透明ビニールを貼り付け掃除を楽にしたものです。
壁面の汚れが簡単に拭き取れます。 気にいりました。
カーテンレールのカバー再利用
水跳ね対策

☆ 断熱施工その後

和室の仕上げを残して、完成になります。
洋室の壁の塗装は、同室の壁面と同じく、断熱塗料を使用しました。
引き戸は、飾り戸になるので、擦りガラスを外してベニヤ板と障子紙で仕上げました。
和室側の仕上げは、壁紙を貼る予定です。

平面図

障子窓の作成 (この洋室の西側の窓になります)
換気扇のところだけ、障子紙がありません。
障子で、明るさが、やわらかくなりました。
施工順の写真
写真A (縦桟の施工)


写真D (合板と仕切りの受け材の施工)
写真B (断熱材の施工)


写真E (引き戸の再利用と合板の塗装) 完成
写真C (横桟の施工)


写真F (和室側の合板施工)

        現在までにDIYで改善した内容        (↓必要な項目を選択し、クリックするとページが開きます)
No.01  2016:01 排水パイプの詰まりを解消 No.11  2017:09 工作室に改装その2  工作台製作、壁を遮熱塗装
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No.03  2016:05 道具類、工具類 構造上の欠陥(母屋接続部) No.13  2018:01 二階洋室の改装 その1 旧壁、床を撤去後、耐震化
No.04  2016:07 道具類 建築金物 構造上の欠陥(火打ち梁が無 No.14  2018:03 二階洋室の改装 その2 床に断熱材、杉無垢材の施工
No.05  2016:09 その他の道具類 補強が必要な欠陥部分の改善 No.15  2018:05 二階洋室の改装 その3 壁紙と化粧柱の施工、 壁パネルの補修
No.06  2016:11 研磨治具類、出隅、床鳴り、桁補強、垂木の繋ぎ位置 No.16  2018:07 二階和室の改装、床に断熱材、壁面の耐震化
No.07  2017:01 洗面脱衣所の改装(水回りの変更、点検口移設等) No.17  2018:09 台所の改装、地震震対策で、ガラス戸を障子や樹脂板に変更
No.08  2017:03 一階の廊下、玄関周りの改装 No.18  2018:11 一階居間の壁を耐震化、床を断熱耐震化、畳替え
No.09  2017:05 建築金物を追加(頬杖) 柱の引き抜けに平金物 No.19  2019:01 一階居間の天井、壁に壁紙、腰壁、化粧柱を施工
No.10  2017:07 工作室に装その1 壁面の耐震化、バリアフリー No.20  2019:03 一階和室の床を断熱、耐震化、畳替え


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