二階洋室の改装 その3  壁面の耐震化、壁紙と化粧柱の施工、 壁パネルの割れ、欠けの整形
        現在までにDIYで改善した内容を紹介しています         2018:05:01  No.15

二階洋室の改装 その1、その2 で、一応、当初の完成予想を達成し、腰壁部分までの耐震化と和風化を終えたところですが、
無さらに、部屋全体のバランスから、腰壁から天井までの平面的な壁面を追加改装することにしました。
内容は、腰板部と同じように、下地材を撤去して構造用合板で耐震化のうえ、壁紙を貼り、化粧柱を貼って和風化を図ります。
従って、床梁から天井までの壁面が構造用合板で繋がることになり、耐震性がさらに強化されました。
また、今回、一階居間の改装に合わせて購入した壁パネルの割れ、欠けの成形について、掲載しています。
今回で、二階洋室の耐震化と和風化の改装は、終了です。

近くの空き地でタヌキの ポン太 発見 (2018.04.25 撮影、、、 かわいい写真は、下部のひとやすみ に掲載)
 壁面の耐震化
基本的には、洋室の改装その1
の工法と同じ工法になります。
A 受け桟を新たに設けたところ
見た目も丈夫そうな受け桟です
B 改装前
折角付けた横桟は外します
C 、B写真の黄色枠中を改装中
合板の上から新たな横桟を付けます
改装中の角隅の全景


窓際の拡大写真
の写真は、化粧板と旧い横桟を剥がして、新たな合板の受け桟を設けた写真です。
この場所にサブロク板から切り出した構造用合板を貼り付けます。
B 改装前写真 は、茶色の化粧横桟、化粧板、旧横桟を剥がして、垂木の受け桟を新設のうえ、合板を貼り付けます。→C 改装中
受桟の垂木は、腰壁部と同じ仕様で、壁パネルの上部に茶色の化粧用横桟を設けることとなります。
窓際の拡大写真では、窓面の柱にかけて合板を貼り付けていますが、柱部分は周囲に合わせて茶色の化粧板で仕上げます。
合板を貼り付けた後、壁紙を貼り、化粧柱を貼り付けて仕上げます。
化粧柱の表面は、プレナー加工されているので蜜ろうワックスを掛けてから使用しました。
下部の受け桟と断熱材の施工では
断熱材が無かったので、床の断熱材の余ったものを使い嵌め込みました。  断熱材の向こうは、押入れと廊下になります。

 
壁紙と化粧柱の施工、完成

受け桟と断熱材の施工
受け桟に1800*600の合板を貼ります


左の廊下側の完成写真
壁紙を貼った後、化粧板を貼ります


左の角隅側の完成
窓枠がアクセントになります

左の窓際の拡大
縦枠も設けました

角隅部施工中
受け桟を作り合板を貼ります

角隅部完成
合板の上から新たな横桟を付けます

腰壁と角隅
こげ茶色の横桟がアクセントになります

天井桟と柱
柱と天井桟で壁の白が引き立ちます

クロちゃん似のカレンダー猫ちゃん  クロちゃんより少し太目です
天井の角隅 
床の角隅

床と巾木と腰壁

当初完成予定
イメージ


壁パネルの節割れ、実欠けの整形

同じ店なのですが、前回購入(2018:03:01 No.14)で使用した購入パネルに比べ、節、実の部分が粗悪な仕上げなので、下記のように問い合わせました。
購入価格は前回と同等商品です
質問
前回購入のパネルは、節の処理が丁寧で、今回は丁寧なものと雑なものとが入り混じって7080パーセントが丁寧さが足りないように思います。
「節ありパネルの場合、DIY用にはこのような状態のパネルが業界の平均値なのかご教示ください。」
回答
「画像のように、フローリング材とは違い節や、パテ埋めの状態は通常の仕様となるそうです。
また、実の箇所につきましてもこういった状態のものが混じってしまうという事でした。
以前ご購入いただきました商品が、比較的上記のような状態のものが少ないものが混じっていたと思われます。
今後、お出しします商品もどうしても、今回のような状態のものが混合してしまいますということでしたので、ご理解いただけますようお願い申し上げます。」
また、「不良品については、交換が可能」 との回答でした。
返事
「平均値の範囲という回答なので、不良品のは交換不要」 と返事をしました。
質問
「節の表面処理のパテ剤の良いものがあればご教示ください」
回答
パテ材につきましてメーカーの方に確認をしましたところ「ホットメルト」という熱して使用するものをパテ埋めに使っているという事でした。
(メーカーの方では、フライパン等で熱し使用をしているそうです)  ということで、粒状の製品が、送られてきました。

感想
ちなみに、購入した会社は同じ会社ですが、
前回は、会社が直販して、親切、丁寧な対応でした。
今回は、会社名は同じですが、大手インターネット通販@@@店になっていて、質問にも他所事のような対応に感じられました。
@@@店の店名は同じで、所在地も同じ住所なので、安心して購入したのですが?????。

そこで、割れ、欠けの状態と整形について、参考のため纏めてみました。
割れ、欠けの状態の画像の一部






施工してしまったパネル (面の欠け)


割れ、欠け
を整形
「メーカーの方では、フライパン等で熱し使用をしているそうです。」 
なので、
半田ごてを使用してTIG溶接の要領で割れ、欠けの部分に溶かし込むことにしました。  温度管理は、footスイッチを使いました。
節、実の割れ、欠け部分の整形写真
整形前の状態(表面側)
整形前の状態(裏面側)
凸板を繋ぎ仕切りの実部を嵌め込んだ状態
パテ材を溶かし込む前の状態

パテ材を溶かし込んだ状態


繋いだ凸板を外した状態


嵌め込んだ実部を切り取ります


鉋で余分なパテ材を削ります


鉋だけでも綺麗になります


#400の紙やすりで、周囲に馴染ませます


「ホットメルト」パテ材は、80℃位で溶け出すので、溶け出したら割れや欠け部分
に押し込むように流し込みます。

半田ごてが熱くなり過ぎると、煙が立つので念のためマスクの着用が必要です。
ホットメルトは、固まってもカッターナイフや、鉋で容易にカットできます。
割れ、欠け部分には、表面加工時の木粉が入り込んでいるので、掻き出す必要があります。
この作業の手を抜くと、仕上がりが悪く見えます。
仕上げの鉋は、一度に厚削りせずに何度も掛けて、パネルに干渉しない程度で終えます。
後、#400の紙ヤスリで円を描くように研磨し、周囲に馴染ませると美しく仕上がります。
注意、加熱中は、絶えず気化し続けるので、換気しなければ呼吸器系などに影響する恐れがある。( 出典 :httpss//ja.wikipedia )

その他の整形した写真
整形前に木粉を取り除く
ホットメルトを並べる
ホットメルトを溶かし込む
鉋、紙ヤスリで仕上げ

整形前の実部 (受け材を置いたところ)

欠け部に
ホットメルトを溶かし込む

整形する


実部を繋いだところ


節割れ

ホットメルトを溶かし込む


鉋、紙ヤスリで仕上げ


実部の節欠け
ホットメルトを溶かし込む
鉋、紙ヤスリで仕上げ

節割れ
ホットメルトを溶かし込む
仕上げ

節割れ
ホットメルトを溶かし込む
仕上げ
根気のいる作業になりますが、手間を掛ければ材料が生き返ります。


        現在までにDIYで改善した内容        (↓必要な項目を選択し、クリックするとページが開きます)
No.01  2016:01 排水パイプの詰まりを解消 No.11  2017:09 工作室に改装その2  工作台製作、壁を遮熱塗装
No.02  2016:03 道具類、工具類 No.12  2017:11 一階居間の壁を一部耐震化
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No.06  2016:11 研磨治具類、出隅、床鳴り、桁補強、垂木の繋ぎ位置 No.16  2018:07 二階和室の改装、床に断熱材、壁面の耐震化
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No.09  2017:05 建築金物を追加(頬杖) 柱の引き抜けに平金物 No.19  2019:01 一階居間の天井、壁に壁紙、腰壁、化粧柱を施工
No.10  2017:07 工作室に装その1 壁面の耐震化、バリアフリー No.20  2019:03 一階和室の床を断熱、耐震化、畳替え


ひとやすみ
クロが熟睡中
冬は、テレビの上が暖かくて最高です、、、、。
チビが寝起きです
場所取りは早いもの勝ちです、、、、。
暖かい場所の争奪戦
いつも優しいチビが譲っています、、、、。

蓮の花

花の文化園で撮影



タヌキの ポン太
良いアングルで撮影できました
2018.04.25に撮影した写真です。
前日に朝5時過ぎ朝刊を取に玄関に出た時に、道路を空き地の方に歩いていたのを見かけて、再会を期待していたのが、偶然に翌日に写真撮影ができたものです。

この地域では、昨年今頃、アライグマが捕獲された事がありました。
捕獲されたアライグマは、二回ほど姿を確認していましたが撮影には及びませんでした。

二匹の関係はわかりませんが、上のタヌキが少し小さく子供のような感じがしました。

タヌキは保護動物なのですが、病気を持っていて犬や猫との接触感染の恐れもあるので、当該地区の区長あて連絡をしてもらいました。

その後の再会はありませんが、変わったことがあれば、ひとやすみで報告します。




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