具類 建築金物 構造上の欠陥(火打ち梁が無かった)アンカーボルトの不良
      現在までにDIYで改善した内容を紹介しています                   2016:07:01  No.04


引き続き、現在使用している道具類を紹介しています
道具類は、その一つ一つに使用目的があってそれぞれ使い方にコツが必要です
それぞれの使い方を誤ると、怪我をします  特に、電動工具は使用についての約束事は守りましょう
しかし、大き目のマイナスドライバーは、本来目的のほか、ノミ、ポンチ、バール、チス、土堀りなど大変重宝です
住宅を改装する場合は、作業範囲が制限される、位、危険が多い、などを配慮した計画が必要です
今回は、二階の床の改装時に見つけた致命的な欠陥とアンカーボルトの不良を紹介します
胴差と床梁に架ける、家の捻じれを守る火打梁が無かった事例です

道具類



耐震対策に使用する金物


アンカーボルト、エアーブラシ
基礎コンクリートにアンカーが必要なときに使用します。
事例は、補強工事で紹介します。
エアーブラシはコンクリートドリル使用後に打ち込み穴の清掃に使用します。


ヤスリ

使用頻度は少ないですが、ノミの刃が欠けた時、マイナスドライバーの先端修正、
プライヤーやペンチの先端修正、スクレーパーの先出し、などに使用しています。

伸縮磁石棒
くぎやビスを落とした時、手元に有れば便利です。
廃材の釘を抜いた後、磁石で纏めて集めています。

万 力
材料の接着、治具の固定、など便利なもので、数は多く必要です。
長尺が必要なときは、端板で自作しています。

壁センサー
壁の中に隠れた管柱、桟、間柱、筋違の位置を探してくれます。

センターポンチ
床板、腰壁などで本実加工された材料に隠し釘を打ち込む場合に使用します。

水準器
床の垂木材施工時に水平を出します。
垂直も測れます。

根太ボンド(床職人)
根太と床下地(構造用合板)を接着します。もちろん釘打ちもします。
接着時、はみ出さないような適量を使用することが必要です。
床の仕上げ材(フローリング)と下地材の接着や接着力が必要な部分に使用します。
フローリング材はフロアー釘とともに使用します。
白色です。
注意
粘度が高く、他に付くと取れにくく清掃が大変です。
ボンド剥がしがありますが、使用したことはまだありません。
使用する時は、ウスをたくさん用意します。

ひねり金物
アルミのL型アングルを15センチ位に切断後、鉄鋼用ドリルでビス穴を開けます。

母屋、棟木と垂木を留める金具で、市販されていますが、簡単なので自作しました。

かね折り金物、かど金物、短ざく金物、釘類
いずれも、構造材同士の接続部の補強に使用します。
使用事例は左記の検索サイトで調べてください。

両引き羽子板ボルト、かすがい類

母屋、棟木、梁、通し柱、管柱、など主要な構造材の接合に用いる強力な金物です。
平釘は火うち金物に、太めくぎはコースレッドに変えて多用して使用しています。

構造上の欠陥 火打ち梁が無かった

火うち梁の無かった位置
(二階伏せ図)


火うち梁を仮留めしたところ
胴差しと床梁に火打ち梁のほぞ仕口、ボルト穴がありませんでした



火うち梁の追加補強
二階洋室(床板張り)の改装時、床板を剥がした時に、左記二階伏せ図のように一カ所火うち梁の無い所が見つかりました。
阪神淡路大震災でこの構造付近での火うち梁の無いダメージは見受けられませんでしたが、致命的な欠陥に違いありません。

床板が24ミリ位の剛床であれば、支障がないかもわかりませんが、12ミリの床板1枚で今後さらに強い地震に遭えば、倒壊につながる事になるかもしれませんでした。
改装する場合、床板は、すべて構造用合板に張り替えるつもりだったので幸いしました。

床板を張り替える理由は、躯体構造が見えるので、適切な追加補強が可能になるのと断熱です。
この部屋の計画では、H=900まで壁板の撤去、床板の撤去後、杉の羽目板でH=900を仕上げ、床は、部屋の中心の三畳を畳にして、その周りを杉のフローリング仕上げにする計画です。


火うち梁を設置
マーク火打ち金物を使用し、左記の写真のように補強し、安心です。 

固定が、ボルトではなくコーチスクリューしか使えなかったのが残念。
火うち梁は、ワッシャを入れてコーチスクリューと付属の釘で止めました。
わかりにくいですが、左側マクラ梁は金物の連結が確認ができなかった
のでその後、短冊金物で連結しました。
床板をめくる場合、電気の配線がどこを通っているか分かりません。
下手に、ノコギリを入れると大変な事になります。
壁部の構造用合板は、通し柱、間柱と梁を繋いでいます。
左の写真は、工事途中のものです。

ワッシャ コーチスクリュー 平くぎ

アンカーボルトの不良
壁を剥がしたときに発見したものです。
下記 A B の写真は、ナット、ワッシャを追加したものです。
アンカーボルトのネジ山の頭出しの寸法が不足していると思います

下記  の写真は、ナット、ワッシャを追加すると、柱を切り欠くことになるので、この部分はそのまま放置しました。
溶接機があれば点溶接をしていたかも?
そこまで、しなくても?

見えないところなので、壁を貼ってしまえば改修が大変です。
基礎と土台と柱を緊結する方法は、他に多くありますの個々の状態に見合う方法を検索してください。

 位置が不良とナット、ワッシャが無かったのもの
B ナット、ワッシャが無かったのも
C 位置が不良のもの


        現在までにDIYで改善した内容        (↓必要な項目を選択し、クリックするとページが開きます)
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ひとやすみ
クロ
寝相が悪いが、熟睡中   お腹が、よじれそう


チビ
寝そうで寝れないようで、すぐ寝る  猫背が治るかも

PHOENIX V5 RCフライトシュミレーター
ジェットレンジャー

ラジコン

ジェットレンジャー  ヘッドが板バネです





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