★ ( 社会問題編 ) 放置竹林全伐後の竹木を野積み放置された空き地の経過   
2019:11:01 その 4
新聞記事  放置竹林 迫る地滑り、、、(2019:01:10 読売新聞夕刊) 高齢、過疎化で手回らず

       その 4 新生タケノコの切り取りとアレチウリの勢力の阻害作戦  (2019.05月〜2019.10月)
                
今回は、アレチウリ対策も、自分流に考えてみました

通路に生えたヤエムグラの除草
2019.05.03(除草前)
南北方向

2019.05.03(除草後)
鋤取って脇に纏めます

2019.05... (L=900 柄は鎌と兼用です)
ヤエムグラに最適な鋤取り治具


東西方向通路の除草(夏になれば、雑草が一面に生えてきますが、、、)
2019.05.03 (除草前)
春の雑草が一面こんな感じです

2019.05.11 (除草後)
通路の東側


2019.05.14 (作業途中)
通路の西側奥


倒木の奥に不法投棄、見い付けた
五年以下の懲役or一千万円以下の罰金

2019.07.24
約2ヶ月半放置した結果です

2019.07.26
テストに一部刈りました


2019.09.12 
暑さで手抜き 約1ヶ月半放置した結果)
2019.09.25
その奥も一面このような状態
2019.10.23
冬には、枯れるでしょう (しかし、タネは残る)
台風シーズンが過ぎれば、通路を切り開く予定になります

南北方向通路の除草
2019.05.26
南方向 (通路除草後)
2019.05.30
北方向 (通路除草後)

2019.07.08
7月初旬、ウリも竹も頑張ってきた


2019.07.26
ウリも雑草も勢いを増してきた
2019.09.12
ウリの蔓が通路まで伸びてきた
2019.10.06
ウリ対策のついでに除草もします


通路は、アレチウリ対策で通るので、必要の都度除草することになります、、、(後日この蔓植物は葛とわかりました)

その2 で竹山を切り崩した場所の雑草の状態
2019.05.22
春先は、ホトケノザ、ヤエムグラが一面だった
2019.07.08
夏場は、除草努力が報われない (南方向)
2019.07.17
同場所の異方向  (東方向を見たところ)

2019.07.24
暑さに負けず除草に挑戦
2019.07.25
刈り取った後から生えてくるが、、、
2019.09.12
約一ヶ月半後、やっぱり一面に生えてきた、、、

秋口は、雑草が茂っていても、ウリの繁茂があれば、蔓の対策のみになります

その3
で竹山を切り崩した場所の雑草の状態
2019.05.11
一本だけ残して、葉に除草剤を使用

2019.05.15
5日後の状態、後に刈り取る

2019.07.17
2か月後、雑草だらけです

2019.07.17
中央の通路を除草

2019.07.17
方向違いの写真

2019.10.15
夏が過ぎて、一面雑草で覆われました
この場所も、アレチウリの繁茂があれば、通路を確保してから蔓の刈り取りのみになります

新生タケノコの刈り取り
春先からあちこちで生え出す新生タケノコは、毎年刈り取ることによって四年目ともなると激減し、作業時間が減り負担が少なくなりました
竹山を崩したお蔭で、効率良く安全に作業ができて、苦労した竹山崩しが間違いでなかったことが証明されました
タケノコは、まだ数年間は刈り取らなければ根絶は難しいと考えられ、最終的には、除草剤の助けか、完全抜根が必要と思われます

新生タケノコや雑草の発生状況
2019.05.02
5月始めのタケノコ
2019.05.02
ホトケノザの中に生えたタケノコ

2019.05.02
ヤブガラシも勢力を広げてきました
2019.05.15
通路脇のタケノコ (大きくならない)
2019.05.22
通路脇のタケノコ (ポツポツと生える)
2019.05.29
アレチウリも勢力を広げてきました
2019.07.03
7月初旬の竹とウリの戦い
2019.07.17
7月中旬にはタケノコは見当たらない
2019.07.25
7月下旬からは雑草、ウリ対策になります
タケノコの新たな発生は7月中旬以降になれば見られませんでした
手入れのできない場所には、大きなタケノコが生えてきます

今後の竹山の切り崩しについて
全伐後、あちこちに自生してきた樹木を見晴らしが悪いと言って伐採された方がおられました
伐採した樹木はそのまま竹山の上に放置されたままになっていました(下記の写真のとおり)
2019.06.03
自生した樹木 (これらを伐採)


2019.06.20
竹山の上に切り倒された樹木
2019.06.22
次期切り崩し予定場所の放置樹木
この様な状況から、今後の竹山の切り崩しは、作業が困難、危険になり中止することにしました

アレチウリの法的位置付け

特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(抄)
日本在来の生物を捕食したり、これらと競合したりして、生態系を損ねたり人の生命・身体、農林水産業に被害を与えたりする、あるいはそうする
おそれのある外来生物による被害を防止するために、それらを「特定外来生物」等として指定し、その飼養、栽培、保管、運搬、輸入等について規制
を行うとともに、必要に応じて国や自治体が野外等の外来生物の防除を行うことを定める。
指定第二次指定種
上記の第一次指定種に加え、下記の種が第二次指定種として2005年12月14日に追加指定され、2006年2月1日に施行された。
植物(9種) アメリカオオアカウキクサ、オオフサモ(パロットフェザー)、
アレチウリ

防除方法
            出典 (財)日本植物調節剤研究協会

有用な植物と混生している場合
@ つる長が 12mになった段階で抜き取る 注)1 回目は必ず 6 月中に実施すること
A 1 ヶ月後(7 月)に、同様に、つる長が 12mになったものを除去
B
1 ヶ月後(8 月)に、同様に、つる長が 12mになったものを除去 長野県では 8 10 日以降に発生したものは開花結実しないとされている。

抜き取り作業を行う際の注意点
他の植物に覆われている小さな個体を見つけ出して抜き取る必要はない。 (これらは自然に枯れる可能性が高いこれにより格段に作業効率が良くなる。
抜き取り作業は、数mおきに横に並んで前進しながら抜いていく。
抜く際には、地際の子葉節を残さないようにする(根をつけて抜き取る方が望ましい)。
抜いた個体はビニール袋に入れて回収し、枯れた後に適切に処分する。(他の植物の上に乗せておいても干からびてすぐに枯れるが・・・。)
狭い範囲に大勢の人が踏み込んだりすることによって、新たなギャップが形成され、逆にアレチウリの発生を促す危険性もある。
抜き取り作業の際には、できるだけ植物の被覆状態を保つよう注意する

抜き取りが行えず、一面にはびこってしまった場合
この段階で抜き取り作業を行っても、節が残ってすぐに再生してしまう。
また、他の植物に
つるが絡んでいるため、抜き取り作業により有用な植物まで抜けてしまうなど植生に大きなダ メージを与えてしまうおそれあり。
このような状況では、翌年以降の発生源となる種子形成を防止するため、開花(
9 月)前に茎 葉処理剤*を散布する(写真 4)ことが望ましい。
薬液散布時には、専用の発泡ノズルを使用するなど、必ず飛散防止対策を行うこと。

アレチウリが枯れ上がったら、熊手などで残渣を払いのけ、地面に光を当てる(写真 5)。
これにより冬生植物の発生が促され(写真 6)、次年度のアレチウリの発生が抑えられる。

茎葉処理剤
土に落ちると不活性化するタイプの除草剤薬液がかかった植物は枯れるが、後から発生する植物には影響のないものが多い
例)グリホサート
○○・・・多くの種類の植物を枯らすことができる
ビスピリバックナトリウム塩・・・アレチウリを含め、広葉雑草は枯らすものが多いが、イネ科雑草は生育を抑制するのみで枯らさない。

注意
アレチウリは外来生物法によって「特定外来生物」に指定されており、生きたまま 移動させることが禁止されています。
防除を行う際にも、生きた植物体(発芽可能な種子も含みます)を発生区域外に持ち出 さないよう十分に注意して下さい


現地に相応した、アレチウリ防除の考察
現況から

上記の、
抜き取りが行えず、一面にはびこってしまった場合 に相当しますが、
蔓が蔓延っている場所の表面はアレチウリの葉で覆いつくされている
アレチウリの葉で覆われた下部は、ほとんどの場所で小竹が蔓延っている
従って、竹の根にアレチウリの根が絡まっており、根からの抜去が困難である
アレチウリの周りは雑草が茂り、この部分に混生し根を持つアレチウリは必要の都度、出来るだけ根から抜去している
100均で販売されているような霧吹きで、除草剤を必要最少限度の範囲で使用すれば、他に少ない影響で根から枯渇させる効果が得られると思われる
噴霧後の状態を見て、先端から2m程度の作業範囲で開花までの蔓を切断し、結実を阻害することが可能と思われる
除草剤は、効果をみるため最少必要量のイソプロピルアミン塩系を使用する
開花時は、スズメバチが採蜜に飛び回るので、刺されないように気をつけなければなりません
以上のようなことから、開花前から開花時にかけて葉への除草剤散布と、散布効果を見たうえで蔓の切断を行う方法を実施することにしました
なお、実施は安全が確保できる範囲とします

取り敢えず、枯れたアレチウリが絡み付いた枝をきれいに (後に、葛とわかりました)
2019.05
作業前(五月で青葉のツルも絡んでいた)

2019.05
作業中(手前の青葉もアレチウリです)
2019.05
枝が伸び伸びしました風でそよぐようになった)


アレチウリが五月でこんなに大きく?
(後に、葛とわかりました)
2019.05.04
逞しい生命力(昨年の異常気象が原因?)
2019.05.04
5月で、5〜10メートル位の高さに成長

2019.05.07
昨年の蔓の残骸(大量の種が、、、!!!)

これから、アレチウリと葛と雑草の季節になります

南北通路(東面)のアレチウリと葛の混生状態
2019.05.23
枯れた蔓の上に新しい蔓が
(南方向)
2019.07.31
さらに成長(南方向)
2019.07.31
雑草も成長(北方向)
2019.08.27
通路にはみ出したてきた蔓を脇へ寄せ通路を確保

2019.09.19
蔓を巻き上げて、除草剤散布2〜3週間後
(南方向)

2019.09.19
除草剤散布2〜3週間後
(北方向)
2019.10.09
枯れ具合を見て蔓を整理
2019.10.09
大木に絡んだ蔓は足元の安全を確保

2019.10.09
大木に絡んだ蔓
は大変です
(北方向)

2019.10.15
10月中旬 (南方向)
2019.10.15
10月中旬 (北方向
2019.10.27
大木に絡んだ蔓も減ってきました
今後は、鎌の届く範囲で、結実までに蔓を切る作業になります

竹山を崩した東面の状態
2019.05.22
5月下旬の状態 竹山が見えています
2019.07.17
7月中旬の状態 雑草とウリの蔓が、、、

2019.09.12
9月中旬の状態
竹山が隠れてきました
2019.09.19
通路を作って蔓を巻き上げ除草剤散布
2019.09.24
さらに巻き上げて除草剤散布
2019.09.25
違う位置から撮影
2019.10.15
約3週間後に撮影(枯れてきました)

2019.10.17
横の整理した竹山を覆った蔓も切り取りました
今後は、鎌の届く範囲で、結実までに蔓を切る作業になります

法面のアレチウリ、アカメガシワ
2018.09.28
昨年初めて、爆発的な繁茂にビックリ
2019.06.06
今年は、茎が短い時に随時抜根
2019.09.22
抜根に大きな成果が得られました

2019.09.22
侵入したアカメガシワを剪定
2019.10.03
ついでにウリの蔓が絡んだ木の枝を剪定
2019.10.07
スッキリしてきました
2019.10.10
上部のウリの蔓が絡んだ枝も剪定
2019.10.13
さらに、周囲も除草 (除草前)剪定
2019.10.28
除草してスッキリしました


アレチウリの実を発見
2019.10.17
実の付いた蔓

2019.10.17
実の拡大写真

一株当たり400〜500個の種子を付けると云われています
当然、回収し焼却処分しました


現地に相応した、アレチウリ防除の考察 (再掲示)
現況から
上記の、抜き取りが行えず、一面にはびこってしまった場合 に相当しますが、
蔓が蔓延っている場所の表面はアレチウリの葉で覆いつくされている
アレチウリの葉で覆われた下部は、ほとんどの場所で小竹が蔓延っている
従って、竹の根にアレチウリの根が絡まっており、根からの抜去が困難である
アレチウリの周りは雑草が茂り、この部分に根を持つアレチウリは必要の都度、出来るだけ根から抜去している
100均で販売されているような霧吹きで除草剤を必要最少限度の範囲で使用すれば、他に少ない影響で根から枯渇させる効果が得られると思われる
噴霧後の状態を見て、先端から2m程度の作業範囲で開花までの蔓を切断し、結実を阻害することが可能と思われる
除草剤は、効果をみるため最少必要量のイソプロピルアミン塩系を使用する
開花時は、スズメバチが採蜜に飛び回るので、刺されないように気をつけなければなりません
以上のようなことから、開花前から開花時にかけて葉への除草剤散布と、散布効果を見たうえで蔓の切断を行う方法を実施することにしました
なお、実施は安全が確保できる範囲とします


次回は、アレチウリ防除の効果、雑草の整備

2016年以降の経過は、↓下記画像にリンクしています


ひとやすみ 
 
八尾空港にて


大阪府の救急ヘリ「もず」

朝日航洋と読売テレビのへリ


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