両端鋭角鈍角曲げ計算機の作成
   0゚<θ<180゚   
      交点が卦がけない場合に使用します。

A面に鋭角、B面に鈍角を入力してください。.(現状は図面寸法Aを示しています。)     
セル位置 G H
2 必  須  入  力 参考寸法 計測寸法
3 図面の外寸 A面曲げ角度 B面曲げ角度 板 厚 冶具の高さ 内  寸 正しい寸法
4 60 130 70 6 5 42.93 33.74
5 図面の内寸 A面曲げ角度 B面曲げ角度 板 厚 冶具の高さ 外 寸 正しい寸法
6 42.93 130 70 6 5 60.00 33.73
  内寸、外寸の概念は、図面の通りです。 板厚、冶具の高さは、実測値を使用してください。
 必要性は少ない(A図の事例、ノズルの吹き出し口)ですが、曲げ面間の寸法が必要な場合に用います。
参考図 図面寸法A 図面寸法B
 冶具
 5□の角材を使用します。
 測定方法
 使用角材は現場の実態に合わせて選択してください。
 鈍角を卦がく場合は、内寸の交点を卦がきます。
 鋭角を卦がく場合は、A面内面の斜辺に角材を密着させて治具の上部をハイトゲージで卦がきます。
 測定は、上記2点の卦がき間を、外寸60の面を垂直にして計測します
 28 図面寸法と角度曲げ後の部品寸法の検証方法について を参考にしてください。

 図面が外寸の場合
 (外寸)-(A辺とB辺の板厚の角度差+A辺の冶具の角度差)の式になります。
 各セルの入力計算
図面の外寸 60  B4
A面板厚の角度差 12.87  TAN(C4/2/180*PI())*E4
B面板厚の角度差 4.20  TAN(D4/2/180*PI())*E4
内  寸 42.93  B4-(TAN(C4/2/180*PI())*E4+TAN(D4/2/180*PI())*E4)
冶具の高さ 5  F4
A面冶具角度差 4.20  F4*TAN((90-(180-C4))/180*PI())
正しい寸法 33.74  B4-(TAN(C4/2/180*PI())*E4+TAN(D4/2/180*PI())*E4+F4*1+F4*TAN((90-(180-C4))/180*PI()))

図面が内寸の場合
(内寸)-(A面とB面の冶具の角度差+治具寸法*1)の式になります。
図面の内寸 42.93  B6
A面板厚の角度差 12.87  TAN(C6/2/180*PI())*E6
B面板厚の角度差 4.20  TAN(D6/2/180*PI())*E6
外  寸 60.00  B6+(TAN(C6/2/180*PI())*E6+TAN(D6/2/180*PI())*E6)
冶具の高さ 5  F6
A面冶具角度差 4.20  F6*TAN((90-(180-C6))/180*PI())
正しい寸法 33.73  B6-(F6*1+F6*TAN((90-(180-C6))/180*PI()))

注意
角度は間違いをなくするため、不適当な数値が入力出来ないよう入力規則を設定しましょう。
セルに入力する場合、隙間を空けずに詰めて入力してください。
隙間を空けるとエラーがでます。
数式の先頭はかならず[ = ]を付けましょう。
数式は拘りません。



TOPページにリンク

要約版にリンク






inserted by FC2 system